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広告制作の経験をまちづくりに活かす 広告制作会社→復興まちづくり大槌株式会社 岡本 崇子 氏

復興まちづくり大槌で働くまでの経緯を教えてください。

岩手県大槌町の出身で、高校まで地元で過ごしました。その後は関東でウェブサイト制作・広告関連の会社などで働いていました。震災が起こった後、現地で知り合いや同級生が活動していることを知って、地元のために活動しているのはすごいと思うのと同時に、自分が普通に暮らしているのが辛いと感じる時期がありました。

その後、地元に帰る準備をしつつ仕事を探していたとき、母親からまちづくり会社の公募を知らされ、応募しました。実際に町を形作っていく過程で復興にも大きく関われることが魅力的でしたし、web業界で働いていた経験も生かすことができると思いました。

現在担当されている業務について教えてください。

来年4月に開業を予定している宿泊施設の開業準備として調達、営業などを行っています。大槌町との関わりが深い宿泊施設にするため、厨房や清掃などの業務を町内の業者に委託したり、滞在した人が大槌町を知ることができるような企画を作ったりすることを考えています。

大槌町で仕事をする環境はいかがでしょうか。

私自身は大槌町出身なので生活や仕事にストレスに感じることはないですが、現在の大槌町は住居が足りないというのが実態で、人材を受け入れるために住居を確保することがハードルになっています。また、ここで暮らすには車が必要になるので、免許を持っていることが前提になります。

活動にあたってのやりがいは何でしょうか。

町内の方々とつながる瞬間に、面白いことになりそうだという可能性が見えるのが楽しいですね。アドバイスをくれたりいろいろな人と引き合わせてくれたりするような人もいて、そこでも新しいアイデアが出てきます。

今後について教えてください。

復興まちづくり大槌は、5年の時限がある会社です。5年後に会社が終わったとき、大槌町に何かを残せていることが大切で、賛否がある中でも実績を残さなければならないという使命があります。宿泊施設も5年後に取り壊すのが前提ですが、宿泊施設にかかわった方々が元気になって、事業を続けられたり新しいことを始められたりという形になって残っていくと思います。町の方々との関わりを大事にしながら、5年後、10年後にその方々の元気な姿が見られることを目指して、事業に取り組んでいきます。

(2013年10月17日取材)

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